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보물창고

韓国の文化, 韓国の陶磁器


昔から韓国人の生活に欠かせない道具のひとつである陶磁器。一般的に陶磁器とは800-900℃で焼いた後、釉薬を塗り1,300-1,500℃の高温でもう一度焼いたものを言いますが、表面を指ではじいた時澄んだ音を出すのがよく焼けている証拠とされています。
 
韓国は新石器期時代に土器を使い始めて以来、三国時代(B.C.57-A.D.676)には日常生活に土器を利用、統一新羅時代(676-935)にはその形が洗練され、文様が多様化したりしながら発展を遂げました。
 
そして高麗時代(918-1392)には土器を離れ磁器を作り始めましたが、土器に釉薬を塗り再度焼き直すという技術は土器に比べ出来上がりが固く丈夫という利点をもたらしました。高麗時代は淡い青色を出す青磁が作られ、陶磁器文化の全盛期と呼ばれており、特に陶磁器の表面に彫細工を入れた後そこに他の材料を練りこんで模様を出すという象嵌技法で作った高麗青磁は陶磁器芸術の最高峰として考えられています。
 
またその後高麗に続き朝鮮時代(1392-1910)には表面が白色である白磁と粉青沙器が主流となり陶磁器文化を発展させました。高麗時代の陶磁器より文様が単純なのが特徴です。またこの時期は陶磁器の製作技術が日本に伝播した時期でもあります。
 
現在は利川(イチョン)、驪州(ヨジュ)、光州(クァンジュ)、丹陽(タニャン)、聞慶(ムンギョン)、河東(ハドン)、津(カンジン)、扶安(ブアン)などが陶芸の盛んな場所。中でも利川は陶磁器村として有名で約80の業者の窯元が集中しています。観光客は製作過程を見たり、購入したりすることが出来ます。また2年ごとに世界陶磁ビエンナーレが開かれており、様々な陶磁器関連のイベントが行われたりもしています。
陶磁器の種類
1. 青磁 
青磁は表面が淡い青色をした磁器のこと。これは鉄分が含まれた釉薬を塗り色を出したもので、その当時貴重とされていた玉の色を表現したものです。青磁は淡い青い色(翡色)と、繊細な文様、整った形が主な特徴で、当時華やかだった貴族の文化を反映しており、永遠の世に対する憧憬として雲や鶴、池、ヤナギなどがよく描かれています。
2. 白磁 
白磁は白色の地の上に透明な釉薬を塗って焼いたもの。この白磁は高麗初期から青磁と共に作られていましたが、朝鮮時代に入り全盛期を迎えました。白磁は基本的に白が基本ですが、青や乳白色が加えられることも。高麗時代の青磁が貴族文化の華やかさを反映したものだとすると、白磁は朝鮮時代貴族の高潔な精神と規律制を表したといわれています。龍、牡丹、松、梅、鶴などが絵柄として使われることが多いです。
3. 粉青沙器(プンチョンサギ) 
粉青沙器は灰色がかった青色を基本に地に模様を入れたり白粘土で塗った後に彫って絵を入れたりするもの。高麗青磁のような洗練された美しさはありませんが、素朴で自由な発想に基づいた模様が和やかさを感じさせます。魚や花などをモチーフにする作品が多く見られます。
4. 甕器(オンギ) 
甕器は土で形作った後釉薬を塗り約1100-1200℃で焼いた甕のこと。古くから味噌やキムチ、しょうゆなどを醸造・保存するための甕として使われ、「ドク」と呼ばれています。

観光スポット
利川陶磁器村 オンギ(甕)博物館 仁寺洞
関連イベント
京畿道世界陶磁ビエンナーレ 康津青磁文化祭